- 検索エンジン対策(SEO)
もくじ
検索エンジン対策(SEO)とは?
検索エンジン対策(SEO)とは、検索エンジンで検索したとき、狙ったキーワードで検索結果ページの上位に、自分のサイトが表示されるようにすることです。
たとえば「ホームページの作り方」について知りたいとき、検索サイトで「ホームページ 作り方」と入力して検索するとします。
検索結果は何百万件にも及びますが、実際にアクセスするのは検索結果の2、3ページ目くらい、多くても10ページ目くらいまでではないでしょうか。
最初のページの、更に上のほうに自分のサイトが表示されれば、多くのアクセスが見込めます。
このように「検索エンジンで上位に表示されるようにする対策」を、検索エンジン対策(SEO)と言い、現在はアクセスアップに欠かせないものとなっています。
検索エンジン対策はGoogleだけでOK
日本では、ほとんどのネットユーザーがYahoo!かGoogleで検索しています。
どちらもGoogleの検索エンジンを採用しているため、検索結果に大きな違いはありません。
以前はYahoo!とGoogleでそれぞれ対策をする必要がありましたが、現在はとにかくGoogleで上位表示を狙えばOKです。
基本的な検索エンジン対策
では具体的にどのような対策をすればいいのでしょうか?
Googleエンジンのアルゴリズム(検索ロボットが検索順位を決定するためのルール)は日々変化しており、頻繁に更新されるため「こうすれば上位表示できる」という単純なものはありません。
以前のGoogleは被リンク数(自サイトが他サイトからリンクされている数)を重視する傾向がありましたが、現在は被リンクの「数」ではなく「質」を重視するようになったと言われています。
闇雲に大量の相互リンクをしても、検索順位が上がらないどころかスパムと判定されてペナルティを受ける可能性があるのです。
(ペナルティを受けると検索結果に表示されなくなったり、順位が大幅に落ちてしまいます)
自サイトのコンテンツを充実させていき、ペナルティを受けない範囲で優良なサイトからの被リンクを増やしていくのが検索エンジン対策の基本となります。
優良なサイトからの被リンクといっても、リンクはそう簡単に付くものではありません。
自力で被リンクを得るのが難しい場合は、有名ディレクトリ登録サービスなどを利用することで、質が高くページランクも高いサイトからの被リンクを獲得することができます。
最低限やるべきことは?
サイトを作る上でやっておくべき検索エンジン対策は、
- 独自ドメイン+有料サーバーを借りる
- サイトのメインテーマを決め、テーマに沿ったコンテンツを作成する
- タイトルタグに、サイト名とページタイトルを入れる
- 隠しテキストや隠しリンクを使用しない
- キーワードの乱用を避け、自然な文体のテキストを書く
- アフィリエイトリンクだけのページを大量に作るのは避け、独自のコンテンツを含める
これらは必ずやらなければいけない訳ではありませんが、Googleのガイドラインに沿ったサイトを作ろうとすれば、だいたいこんな感じになると思います。
特にキーワードを隠しテキストでページ内に大量に埋め込むのは、スパム扱いされペナルティを受ける原因になりますので、やめたほうが良いでしょう。
キーワードをたくさん埋め込めば上位表示できる、という時代は完全に終わっています。
Googleウェブマスターツールに登録する
Googleウェブマスターツールとは、その名の通りサイト管理者のためのツールを提供してくれるサービスです。無料です。
ウェブマスターツールに自サイトを登録すると、サイトに関する様々なレポートが閲覧できるほか、ガイドラインに違反して検索エンジンから手動ペナルティを受けた場合に警告メッセージが届きます。
サイトマップを送信して、検索ロボットに自サイトの更新を知らせることができたり、被リンク数やリンク元ページ、検索された数などを確認することができます。
見慣れないうちは操作に戸惑うかもしれませんが、自サイトの詳細情報を把握することは検索エンジン対策には不可欠です。
サイトを作ったらウェブマスターツールに登録することをオススメします。
加えて、アクセス解析で訪問数や検索ワード、リピート率などを把握するといいですね。
Googleの無料アクセス解析サービス「Googleアナリティクス」がおすすめです。